デリケートな猫にとって、知らないお家で過ごす初日はとても不安な気持ちになります。
構ってあげたくなる気持ちをグッとこらえて、これからのためにまずは安心してもらうことが大切です。
初日こそ猫との関わり方に注意が必要なのです。
猫のお迎え初日に気をつけたいことをご紹介します。
猫のお迎え初日のポイント:4つ
猫をお迎えする時に注意したいポイントは以下になります。
1.目を合わせず、極力構わない
2.ケージの中に入れて、タオルで覆う
3.ケージの中にトイレ・ご飯・水・爪とぎを置く
4.掃除機など大きな音を立てない
それぞれについて見ていきましょう。
1.目を合わせず、極力構わない
猫は目を合わすと喧嘩を売られていると思う習性があるため、慣れるまでは目を合わせないようにしましょう。
また、初日は緊張や警戒をしているため、害がないと知ってもらうためにも極力構わないようにします。
まずは静かで過ごしやすい環境にしてあげてください。
2.ケージの中に入れて、タオルで覆う
猫は狭いところを好む習性があるので、ケージに入れてタオルで覆ってあげると視界が狭くなって安心しやすくなります。
臆病な子や大人しい子ほど、視野を隠して落ち着かせてあげると良いでしょう。
また、好奇心が旺盛で元気な子でも、緊張で疲労が溜まりやすいのでゆっくりさせてあげてください。
3.ケージの中にトイレ・ご飯・水・爪とぎを置く
子猫は特にトイレや爪とぎのしつけが必要です。
早く覚えられるように、ケージの中に「トイレ・ご飯・水・爪とぎ」など必要な物を置いてあげましょう。
猫は頭が良いので、ケージに置くだけで勝手に覚えてくれます。
また、爪とぎをしてくれない場合は、マタタビを少しだけ振り掛けるとその場で使ってくれるので効果的です。
4.掃除機など大きな音を立てない
猫は聴力が高いため、音に敏感です。
掃除機など音が出ることは、できるだけ猫を迎え入れる前日などにすると良いでしょう。
初日はとにかく落ち着かせてあげてください。
猫によっては早く自由にさせた方がいい
好奇心が旺盛な猫や全く怯えている様子がない場合は、積極的に家の中を探検させてあげてください。
猫は縄張りを意識する生き物なので、自分のテリトリーを把握することで早く環境に慣れてくれます。
探検をさせる場合は、猫が食べてしまうような物が落ちていないかしっかりチェックしましょう。
子猫の場合は、ティッシュなど何でも拾い食いしてしまうので注意してくださいね。
まとめ
今回は猫をお迎えした初日のポイントをご紹介しました。
臆病な猫ほど初日は緊張しているので、落ち着いてもらうためにもなるべく構わないようにしましょう。
猫とのハッピーライフを楽しんでくださいね。